生活の見直し

一人暮らしで長く快適に住む為の賃貸マンションと部屋の選び方【実体験あり】

2022/03/06

一人暮らしの部屋とタイトル

こんにちは!

今回は一人暮らしをしようと思っている方向けに長く快適に住むための賃貸マンションの選び方についての内容です。

マンション部屋選び方を間違うと生活環境はガラリと180度近く変わってしまいます。

物件を家賃の安さだけで選んでしまっているそこのあなた、実はめちゃくちゃ損をしているかもしれませんよ!

ということでお部屋選びには正しい情報を身につけることが重要です。


まずは物件の選び方について、結論から言います。

サワジン

重要な2点とは自分が支払える適切な家賃か?と、自分の生活環境とマッチしているか?です。



この2点が重要な理由について、掘り下げて説明していきます。

本記事の内容

  • これまでの10年以上の一人暮らしの経験から学んだこと
  • 安い家賃の物件の条件
  • 初期費用がお得な不動産屋を紹介します
  • ネットで簡単に物件が検索できるオンライン不動産屋の紹介
  • 入居前や入居後にもできるだけ交渉をする
  • まとめ:一番重要なのは、自分の生活環境にマッチしているか


10年以上の長い一人暮らしの経験から学んだこと

私の一人暮らし歴はけっこう長く、トータルで10年以上にもなります。

大学1回生の夏に初めて一人暮らしをし始めました。

その後2回引っ越しをし、現在住んでいる部屋が3部屋目となります。


そんな私が長い一人暮らし生活から学んだことは、家賃と生活環境を重視すべきということです。

ここで実際に私が一人暮らしした物件の特徴と経験をお伝えします。

一人暮らし歴

①初めての一人暮らしは、部屋の狭いとにかく格安のお部屋(☆ゾッとする恐怖体験あり)

京都市内八条通り付近 最寄駅から徒歩10分 (6帖 1Rワンルーム/ユニットバス)32,000円/月

②二番目の物件は、部屋の広さを求めた少し家賃の高いお部屋

京都市内五条通付近 最寄駅から徒歩10分 (9.5帖 1Kワンケー/ユニットバス)53,000円/月

③三番目の物件は、部屋の広さと快適性を両立させた適切な家賃のお部屋

大阪市内 最寄駅から徒歩8分 (10帖 1Rワンルーム/風呂トイレ別/脱衣所あり)42,000円/月


①初めての一人暮らしは、部屋の狭い格安のお部屋

人生初の一人暮らしの物件は、とにかく安さを重視したアパートにしました。

結論としては、金銭的に余裕がない学生が住む部屋として良い選択でした。

家賃の安い物件の特徴

家賃の安い物件にはそれなりの理由があります。

部屋が狭かったり、周辺のお店が少なかったり、壁が薄かったりします。


物件の場所は、京都の阪急電車沿線で普通しか停まらないローカル駅から10分くらいの立地でした。

閑静な住宅街と言えば聞こえは良いですが、近くに飲食店も少なく利便性は良くなかったです。


駅のすぐ近くにあるマクドナルドは、なんと20時になると閉まってしまいます。

もちろんこの激安アパートには、オートロックやインターホン等の防犯設備は、ありません。

そのため宗教などの勧誘やNHKの集金が良く来ていました。

防犯面では、非常にビクビクしていたのを覚えています。


部屋は6帖と狭くベッドを置くとスペースが無くなり、ソファが置けない狭さでした。

また壁はかなり薄かったので、隣の部屋の話し声が一部始終聞こえていました。(笑)


もし今もこの部屋に住んでいたとして、自宅でブログなどのパソコン作業をしていたら、集中して作業できないと思います。


生活資金に余裕がないときは、格安物件で十分!

格安物件には快適さは全然ありませんでした。

それでも、生活するのに致命的な問題は、なかったように思います。

それ以上に生活費の出費が少ないという点は、かなり大きかったです。

一度上げた生活レベルを下げることは、なかなか難しいです。

資金力に余裕がないときに無理して良い部屋(家賃の高い)に住むことは、一番オススメできません。

ゾッとする恐怖体験

さて、私が初めて一人暮らしをした格安アパートでは、ゾッとするような恐怖体験が起こったことがあります・・・

ゾッとする話

このアパートは、駅からそこそこ離れており、街灯も少なく、夜はかなり薄暗いので怪しげな雰囲気を醸し出していました。

3万円代の格安アパートということもあり、なんとなく怪しげな人も住んでいるんだろうなという気がしていました。

住み始めてから半年が経ち、一人暮らしにも慣れ始めた頃、少し異変を感じました。

それは、隣の部屋にサラ金業者らしき人がお金を取り立てに頻繁にやってくることです。

彼らは、ドアをドンドンと叩き、「金返せ!」やら「いるのわかってんねんぞー!」といった怒鳴り声を、頻繁に隣の部屋に向かって叫びます。

隣人は、部屋にいると思うのですが、一切返答はしません。

ただ、私自身、その部屋の住人は見たことが無く、「どんな人が住んでいるんだろう」とかなり気になっていました。

そして、ある日、友人が私の部屋に遊びに来ていたときに、ある事件が起こります。

友人は一人で近くのコンビニにお菓子を買いに行っていました。

そして、コンビニから戻って来たときに恐怖体験が起きたそうです。

当時の私の部屋は、4階にあったのですが、アパートにはエレベーターは無く、らせん階段を登って行かないといけない構造でした。

友人がコンビニの袋を持ちながら、らせん階段を3階から4階にかけて、勢いよく登っていたときでした。


彼が視線を上に上げると、ちょうど4階から手足の長い、丸眼鏡をかけた、性別不明の人が降りてきていたそうです。

そして、普通ならそのまま階段上ですれ違うはずなのに、その人物は、なんと、階段を上に引き換えしていったのです・・・

それも、体の向きを下に向けたままの体勢で上へ・・・


不審人物は、そのまま私の部屋の隣の部屋に入っていき、バタンと扉を閉めたそうです。

友人は、私の部屋に着くなり青ざめた表情で早口に私に説明してくれました。


そして、それ以来、その人物を目撃したものは誰一人いません・・・



格安物件には、こういった訳ありの人が住んでいるケースも多いので、コワがりの方は、特に注意が必要です。

②二番目の物件は、部屋の広さを求めた少し家賃の高いお部屋

二番目の物件は1K10帖と部屋も広くなり、立地も前より都会になりました。

家賃は最初の物件よりも2万円も上がりました。

結論としては、家賃の高い物件は『かなり快適である』が必要不可欠でもないということです。

家賃の高い物件の特徴

家賃の高い物件は安い物件に比べて、やはり快適性が増すことが多いです。

部屋が広かったり、周辺にお店や駅などが多かったり、壁がぶ厚かったり、オートロックがついていてプライバシーが厳重であったりします。

二つ目の物件の場所は京都の阪急電車沿線で、五条通沿いの主要駅から徒歩10分の立地でした。

駅からは少し離れていましたが、周辺には飲食店やスーパーなどのお店が多く非常に利便性は良かったです。


更新料に注意

それではなぜ二つ目の部屋に引っ越ししたのか、その理由を説明します。

理由は京都では、2年おきに更新料という費用が掛かるからです。


更新料は都道府県や物件により異なりますが、家賃の2か月分ほどの費用が発生していました。

ですので京都や東京などの首都圏に長期で住む際には、注意が必要です。

大阪や神戸など都心部でも更新料のかからない地域もあります。

長く住む予定の方は、更新料のかからない地域での物件探しがオススメです。


③三番目の物件は、部屋の広さと快適性を両立させた適切な家賃のお部屋

三番目の物件は、現在私が住んでいるお部屋です。

家賃もちょうどよく私の生活環境とマッチしていて、かなり快適な物件の部屋です。

家賃と快適さを兼ね備えた物件

自分が支払える適切な家賃で、生活環境も自分にマッチしていると、本当に長いこと住んでいて不満がないです。

今の部屋は10帖もあるので、一人で住む広さとしては十分な大きさです。

そしてユニットバスと違い、風呂とトイレがしっかりと独立しています。


防犯面ではオートロックとインターホンがあるので、NHKの集金係なども門前払いさせることができます。


マンションの構造的には、1つの階に部屋数は3部屋しかない物件です。

隣に部屋が隣接していないので他人の生活音がほとんど聞こえません。


JRや地下鉄、その他私鉄など家の近くに駅がかなり密集してあります。

駅で友人との待ち合わせなどがあってもアクセスがめちゃくちゃ便利です。


さらに掃除を管理会社が毎日してくれるので、廊下はとても綺麗です。


本当にこの部屋に住んでからは、他の部屋に引っ越したいと思ったことがありません。


家賃の安い物件の条件とは?

物件の選び方で、家賃は自分が出せる最低限の安さの部屋を基準にして選ぶと良いでしょう。

家賃は毎月の固定費ですし、高い家に住んでも特に思い出以外の何かが残る訳でも有りません(笑)。

家賃が安い物件の条件とは、

  • 田舎
  • 駅から遠い
  • 築年数が古い
  • 壁が薄い(鉄筋コンクリートでは無い)
  • 事故物件
  • 治安が悪い
  • 下層階
  • 管理会社がほとんど掃除をしない
  • 1階が飲食店
  • 引っ越しシーズンでない時期に引っ越しする
  • 空き室が多い
  • ユニットバス(風呂とトイレが一緒)


これらの項目の中で、許容できるものが多いほど、家賃の安い物件にたどり着ける可能性が上がります。


初期費用がお得な不動産屋の選び方を紹介します

不動産業者の選び方ですが、初期費用を抑えることが可能な業者がオススメです。

以前は対面の店舗が大半でしたが、最近はオンラインの不動産業者が便利になってきています。↓

オススメ業者① 近畿圏内

【ハウスーモ】

近畿全域対応のオンライン不動産会社です。

とにかく物件を借りる時の礼金や仲介手数料などの初期費用を安くしたい方向けにオススメできます。

利用方法

①街の不動産屋やオンライン不動産などで住みたい物件を探し、もらえるなら見積書をもらう。

②見積書をハウスーモに送信する or 気になっている物件のURLを送信する。

③家主や管理会社に連絡を取ってくれ、初期費用を安く交渉してくれた後、割引された新しい見積書をもらえる。

③割引後の金額で納得がいけば、契約する。

・近畿圏内の不動産のほぼすべての物件が契約可能。
【対応エリア】 大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県
・ご来店は一切不要で郵送・オンライン手続きでサポートしてもらえる。
・申込時の手付金も一切不要で途中キャンセルしても費用は発生しない。
・入居審査が不安な方には、不動産歴10年以上のスタッフからアドバイスをもらえる。
・昔と違って不動産屋の取り扱い物件は、データベースで物件情報を共有しているため、どこで契約しても同じ。
ハウスーモでは、実際に施工されていない「クリーニング代」や「鍵交換代」などの任意オプションをすべてカットしている。



オススメ業者② 東京首都圏内

【格安賃貸トップクラス不動産屋!【部屋まる。】

東京で6万円以下の賃貸物件情報が見つかるオンライン不動産会社です。

・東京首都圏内の不動産のほぼすべての物件が契約可能。
【対応エリア】 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
・首都圏での賃貸物件はすべて紹介でき、そのなかでも6万円以下の格安物件数はトップクラス。
・格安のデザイナーズ賃貸など他社では扱えない物件もある。
・部屋まる。の安心サポートに登録すれば引っ越し手続きや入居後のトラブルを一括支援してもらえる。


サワジン

契約して入居した後には、不動産会社に連絡をすることは無くなるので、街の不動産会社で契約するメリットは、特にありませんね!



インターネットで簡単に物件の検索が可能な業者

【スーモ(SUUMO)不動産売買・住宅購入・賃貸情報】
全国のマンション、一戸建てなどの物件情報の不動産総合ポータルサイトです。

全国の物件がほぼ見つかるのでお部屋探しは、上記のサイトから検索できます。



長く快適に住む為には、家主や管理人と関係性を築こう

この項目は裏技的な内容ですが、家賃は交渉次第で安くしてもらうことができます。

不動産屋で掲載されている家賃は、家主の希望の値段です。

そのため交渉次第で価格を値下げしてもらうことが可能です。


私も今住んでいる部屋は、交渉して安くしてもらいました。

特に、家主や管理人と直接お話をして良好な関係性を築いていると、メリットが多いです。

私がおこなった交渉術は、今の部屋に長く住む予定でしたので、初期費用として敷金・礼金を多く支払う代わりに毎月の家賃を安くしてもらいました。



掲載されてある元々の家賃は45,000円だったのですが、敷金を5万円ほど多く入れる代わりに家賃を42,000円に値下げしてもらいました。


また入居した後でも家賃の交渉は可能です。

数カ月・数年経過するとマンションの資産価値は下がるからです。

不動産サイトなどで空室の家賃が下がっていた場合には、その家賃と同じ金額に下げてもらうよう交渉も可能です。


その他にはエアコンや換気扇などの交換の際にも管理人と交渉が必要です。

これらの機械や設備には、マンションの管理者による修繕義務があります。

調子が悪い場合や故障した場合には、遠慮せずにすぐに交換や清掃をしてもらいましょう。



私は長く住んでいるため、電気コンロ、換気扇、エアコン、水道などほとんどの箇所を交換してもらっています。


長く住む予定の場合は、マンションの管理者と良好な関係になっていると、親身に動いてくれるかと思います。



一つの部屋に長く快適に住む為には、こういった少しの工夫が重要なのかもしれません。


まとめ:部屋の選び方で重要なのは、自分の生活環境とマッチしているか

いかがでしたでしょうか?

初めて一人暮らしする方は、どうしても希望とする条件が多くなってしまいがちです。

理想が膨らみすぎると自分が納得できる物件にめぐりあうのが難しくなります。


部屋の選び方で重要なのは、無理のない家賃自分の生活環境にマッチしている物件という条件を基準にして選ぶと良いでしょう。

家賃は上を見るとキリがないので、できるだけ抑えた方が得策です。


電車をあまり使わない環境であれば、駅近物件の必要はありません。

治安や事故物件でも気にならない方であれば、家賃が安く、広い部屋にも巡り合えます。

契約前には一度下見をして、物件の周辺の生活環境はチェックしておくと良いでしょう!


最後までご覧いただきありがとうございます。

少しでも参考になれば幸いです。

-生活の見直し
-,